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U-Turner's Journal @Toyama

富山にUターンしてきました。

薬局の競争力は「懇切丁寧な指導」だけなのか

先日、厚生労働省から、薬局でのポイント付与について以下のような通知が発出されていました。 保険調剤等に係る一部負担金の支払いにおけるポイント付与を原則禁止している趣旨は、以下の考え方によるものであることから、保険調剤等に係る一部負担金の支払…

一億総活躍社会に向けて社会保障のバージョンアップを

みなさま本年もよろしくお願いします。 今年はブログの更新頻度向上、月2件、年24回書くのが目標です。忘れないようにカウントダウンしようと思います。 さて、Yahooニュースにフローレンスの駒崎さんが「2017年にはぶっ壊したい、こどもの貧困を生みだす日…

「棄権は現状の肯定」とはいうものの・・・

常識的に考えれば、「政務活動費の不正しません」なんて、当たり前の真ん中の話で、そもそも選挙の争点にはなりえないことのはず。そこから一歩議論が先に進み、立候補者の政策が差別化されなければ有権者のオプションは増えない。 私自身もそうだったが、結…

地方議会に優秀な人材を呼び込むには

ちょっと話題に乗り遅れた感ありますが、春から少しずつ火の手が上がり始めていた富山市議会が9月に入って大炎上しています。 デイリーニュースオンラインのコラムが事の経緯を非常に簡潔にまとめていたので、引用します。 富山市議会がたいへんなことになっ…

富山の土地開発の変遷と今後のあり方について

国交省が昔からコツコツデータをつくって公表してきた「国土数値情報」というものがある。標高や河川、海岸線などの地形情報の他、道路、鉄道などの交通網、全国の学校やニュータウンの位置など、だれが使うともわからないようなマニアックなデータが様々に…

他県からの転居者数を比較してみたけど地獄でしかなかった件について

5年に一度行われる国勢調査、事細かに統計が公表されていて、細かく見ていくとすごい発見がある。 2010年の国勢調査では、5年前(2005年)にどこに住んでいたかが調査されている。しかもこのデータ、丁目単位でも集計されているため、例によってメッシュに落…

富山市の人口構造をミクロに観察する

ここ1年ほど、富山市の人口動態をいろいろ調べている。 2025年問題然り、藻谷浩介氏のデフレの正体ではないが、いろいろな社会問題は人口動態に起因する部分が少なくない。丁寧にデータを読み解いてくと、いろいろな発見があってなかなか面白い。 これは、富…

僕らは働けなくなるまで働きましょう(NHKスペシャル「老人漂流社会」)

NHKスペシャルの「老人漂流社会」シリーズの放送が昨日あった。 終身雇用制度のもと、経済的には比較的余裕があると思われてきた団塊世代だが、年金収入だけでは生活ができず、また、「親の介護の問題」と「就職氷河期で安定した職に就けなかった子供の問題…

デイサービスで麻雀やったっていいでしょ

昨年の夏に話題になった神戸市のアミューズメント型デイ規制がTLで話題になっていた。 そもそもデイサービスとは何かというと、法律上の言葉では「通所介護」といい、デイサービスセンターに要介護者を通わせ、 「入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生…

民主党政権のせいで鬼怒川は氾濫したのか

鬼怒川の氾濫は近年稀に見る大水害で、まずは被災された方にお見舞い申し上げたい。 日本中に衝撃を与えた大災害「鬼怒川決壊」 ここまでの流れをまとめました。 http://t.co/jxlijIEdRe pic.twitter.com/LYrtxbXW9Q— J-CASTニュース (@jcast_news) Septembe…

公共事業も正便益・正採算の時代に

新国立競技場の件あり、ギリシャの件あり、地方創生の件あり、ここ最近は公共事業のありようについて自分なりに考える機会が多かった。せっかくなので、あまり整理はできていないのだけど、備忘録的にブログに書いておくことにする。長いです。 photo credit…

木下斉講演会を聞きに行った件

南砺市の開催する「まち・ひと・しごと創生講演会」の第2弾で、"地方創生の狂犬"ことAIAの木下斉さんの講演会があったので、聞きに行ってきた。 聞いてて印象に残った発言を備忘録的に。話聞きながらツイッターに書いたやつなので、違ってたらすいません。

創生会議が火をつけにかかった高齢者の地方移住

消滅可能性都市で日本中の自治体を大炎上させた日本創生会議が、新しいネタを投下した。 民間有識者でつくる日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)は4日、東京など1都3県で高齢化が進行し、介護施設が2025年に13万人分不足するとの推計結果をまとめた。…

都構想は地方分権の行き着く必然

5月17日に大阪都構想の是非を巡る住民投票が行われる。 「大阪都構想」とは、ざっくり言って、政令市である大阪市を解体・大阪府と統合させるというもの。 大阪都構想 - Wikipedia ここ10年の地方分権の流れをみると、ついに行き着くところについたな、とい…

イマイチ盛り上がらない地方議会選を楽しむために

統一地方選、富山でも一昨日県議会議員選挙が告示され、10日間の選挙戦の火ぶたが切って落とされた。立候補している本人からすれば、この10日間で向う4年間の飯が食えるかどうか決まるわけで、嫌がおうにも気合が入る。 しかし、議員を選ぶ有権者側からする…

地方創生に必要なのは地域の"取捨選択"

書店にいくと、どこの店にも「地方創生コーナー」みたいなのがある。増田某さんの「地方消滅」が筆頭格だけど、便乗書籍とかも結構いっぱい出ているらしく、それなりの面積を取っている。 「消滅都市」レポートはかなりインパクトが大きく、政府でも内閣官房…

投票率を上げるには議員が「ムラの便利屋さん」になればいい?

毎日新聞に衝撃的な記事が載っていった。 鹿児島・三島:離島の村 投票率、毎回ほぼ100%のなぜ http://mainichi.jp/select/news/20150212k0000m040102000c.html 議員選挙の投票率が毎回、事実上100%の自治体がある。鹿児島県三島村。薩摩半島の南西約…

"地方創生"に向けたパラダイムシフトについて

去年ぐらいから"地方創生"というキーワードが永田町・霞ヶ関界隈で飛び交っている。 まあ地方の社会・経済はこのままだとヤバいのは間違いないので、意気込んでいただくののは大いに結構なんですけど、「地方で公共事業をバンバンやるのが地方創生なんやで~…

【読書記録】沈みゆく大国アメリカ

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書) 作者: 堤未果 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/11/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (11件) を見る アメリカで新たに導入された国民皆保険制度、通称”オバマケア”。 この本は、多くの人の期待のもと、オバマ…

「家庭は素晴らしい!家庭サイコー!!!」と高らかに叫んだところで何も解決しない

TLにすごいツイートが流れてきた。 日本はいま家庭でやってきたことを家庭でやらず、国が税を徴収して国がやるという方向に進んでいる。介護や子育ては本来家庭でやることだ。家庭でやればカネはそれほどかからないから税率を上げなくてもすむ。家庭を取り戻…

親の近所に住んだからといって少子化対策になるわけはない

石破大臣が「少子化対策に親との『近居』を」という発言をしたそうですが、なんだか聞くだけで頭がクラクラしてきそうです。 石破地方創生担当大臣は、内閣の重要課題の1つである地方創生の実現に向けた少子化対策に関連して、「子どもがたくさん産まれると…

朝日批判は「言論統制」「軍靴の足音」なのか

最近少し下火になってきたが、朝日新聞が大炎上している。 これをチャンスとばかりに、他紙が朝日新聞購読者層に対して朝日批判広告を配ったりして切り崩しを図ったりと、カオスな状況になっている。SNSやブログでも朝日新聞批判がたびたび流れてくる。 写真…

高齢サラリーマンはどう生きるか

先日、富山なら誰でも知ってる地元の超優良企業のOBと知り合いになる機会があった。 その方、長く勤められた会社を退職され、今は取引先の会社に再就職して第二のサラリーマン人生を送っておられるそうだ。 たまたま別の機会に、その再就職先での仕事ぶりを…

「雇用のミスマッチ」なんて存在しない

介護と建設分野で人材不足が深刻な問題になってきている。 介護系サービスでは、いままでと同じ条件だと職員が確保できなくなってきているとも聞いたりする。 「じゃあ人材確保のために賃上げしましょう」となるかというとなかなかそういう風にもならないの…

『なんで官僚辞めちゃったんですか?』の理由(①肩書に左右されない”個人”として生きたかった)

国交省退職1周年記念ということで、最近聞かれることが多くなってきた『なんで官僚辞めちゃったんですか?』の理由を備忘録的に書くことにしました。 長文になったので分割しております。前の記事はコチラ。 『なんで官僚辞めちゃったんですか?』に対する答…

認知症の親を誰が『監督』するのか

名古屋高裁で、電車にはねられ死亡した認知症の91歳男性の遺族に、振り替え輸送代など損害賠償359万円の支払いを命ずる判決が下された。 事故は2007年、愛知県大府市で発生した。当時、認知症が進んだ男性は要介護4で、要介護1の妻(91)と2人…

「石炭はあなたの燃料じゃない」という時代がくるかも。

ソフトバンクが電力小売りに参入 太陽光発電事業のグループ会社で ソフトバンクグループが今春にも企業向けの電力小売り事業に参入することが31日、分かった。再生可能エネルギー子会社「SBエナジー」が発電した電力 を、その子会社を通じて販売する。電…

2014年政府予算案から見る日本の将来

(出典)平成26年度予算政府案 : 財務省 12/24、クリスマスイブに平成26年度(2014年度)予算の政府原案が閣議決定されましたね。毎年、クリスマス前後に決まる政府原案。関わったみなさんお疲れ様です。 さて、2014年度予算の公債依存度は43%、国債残高は78…

その仕事の延長線上にいったいどういう将来があるのか

小泉元総理が即原発ゼロを主張し、記者会見まで開いて暴れてますが、この会見でちょっと気になったのが、次の言葉。*1 政治が一番大事なのは、方針を示すことだ。「原発ゼロ」という方針を政治が出せば、必ず知恵のある人がいい案を出してくれる、というのが…

世代間格差を嘆いてもしょうがない

ここ1,2年ほど「世代間格差」という言葉が話題になっています。その主張の大きなものは医療・福祉(年金も含む)の問題です。日本は賦課方式(その時点にお金を稼ぐ力がある人がその時点の給付の費用を負担する方式)をとっているため、世代によって負担…

東電vs新潟県知事「お金と安全どちらが大切か」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130705-00000031-jnn-bus_all 経営の起死回生のために、一刻も早く新潟県の柏崎刈羽原発を再稼働させたい東京電力は2日、安全性の審査を申請すると発表。かたや地元・新潟県知事は、その意思を頭越しに表明…