【分析】「労働力調査」からみる日本の雇用形態

物流の源泉は人の経済活動、ということで総務省の「労働力調査」(2010)から産業別の労働者数を整理しました。

まず、産業別に雇用形態別の労働者数のグラフ。

f:id:u-turner:20130609204729j:plain

・製造業が圧倒的に多いようなイメージがありましたが、意外にも卸売業・小売業と同程度。

・多い多いと言われがちな建設業は実は医療・福祉より少ない。

・宿泊業・飲食サービス業はイメージ通りアルバイトが比較的多いようだけど、絶対値でみるとそれほど多いわけではない。人目につくからそう思うだけなのかも。

 

次、地域別に産業別の労働者数のシェアを整理。
f:id:u-turner:20130609204743j:plain

・「日本は加工貿易で貿易立国!」と洗脳のように教育されてきましたが、製造業従事者は多い地域でも4人に1人程度。全国平均では6人に1人程度。

・農業・林業や製造業等は地域によってシェアが大きく変動しており、地域ごとに雇用を支える「基幹産業」が異なることがわかる。

・おもしろいのは、卸売業・小売業は17%前後、教育・学習支援業は5%前後と、基幹産業が違ってもシェアが変わらない業界があるということ。人が集まれば必然的に一定割合で産業が派生するということでしょうか。

・産業連関表と重ね合わせて見ていけばもう少し発見がありそうです。