「石炭はあなたの燃料じゃない」という時代がくるかも。

ソフトバンクが電力小売りに参入 太陽光発電事業のグループ会社で

 ソフトバンクグループが今春にも企業向けの電力小売り事業に参入することが31日、分かった。再生可能エネルギー子会社「SBエナジー」が発電した電力 を、その子会社を通じて販売する。電力小売りの全面自由化が予定されている2016年からは一般家庭向け販売も始める計画だ。

 政府が16年に電力小売りを全面自由化すれば、消費者は自由に電力会社を選択することができるようになる。異業種参入も相次ぐ見通しだが、ソフトバンクは環境負荷の小さい再生エネルギー利用の需要が高まると判断。いち早く小売り事業を手がけることにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000516-san-bus_all

 ※強調は筆者による。

 

都知事選、細川元総理の旗色はあまり芳しくないようですが、「原発は選挙イシューになりうるか」については今でも活発な議論が発生しており、国民的注目度の高さを実感します。

 

最近の世の中の風潮をみると、遠からず、ソフトバンクの見立てどおり「倫理的なエネルギーでゆるふわ愛され家電ライフ」なーんてのが持ち上げられそうだなぁ。

フォアグラ弁当よろしく、火力発電所から電力供給を受けてる工場とか会社とかに環境団体からクレームつけてくる時代がくるかも。

石炭はあなたの燃料じゃない」みたいな。いやいや、燃料でしょ。どう考えても。

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炭鉱労働者に”公正”な賃金を払うFair Trade Electricityとか、再生可能エネルギーしか供給しないEthical ELECTRICTY*1とかがクーリエジャポンに特集される日も近いか?

 

ただ、フォアグラ弁当騒動でも実証されたように、理屈がどうというよりは声がでかい方の主張が通りがちな時代になっているのは確か。クジラ漁やイルカ漁も今や国内からもいろいろ言われつつあるわけです。フォアグラ弁当ぐらいなら、まあそんなこともあるのかという程度だけど、エネルギー政策までそういう「人情」で決まるようになってくるときがくるんだろうか。

原発をすべて止めると1年間に4兆円燃料の輸入が増えると言われていて、それだけの国富が今この時も流出している。そういうシビアな問題をファッションが塗り替えていった先に、どういう結末にが待っているんだろう。

*1:ググってみたところ、風力発電100%のETHICAL ELECTRICという会社があるようだ。