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U-Turner's Journal @Toyama

富山にUターンしてきました。

ショボい営業マンはこの先生きていけない?

最近Facebookに広告が多い。

特にキャリアトレックの広告がばんばかサジェストされる。 ちょっと面白そうだったので、ものは試し、と登録してみるといろいろ考えさせれられることがあった。

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このキャリアトレックというサービス、事前に社風や給与など、転職先を選ぶ際に気にする項目を転職希望者に評価させ、そのデータをもとに企業を紹介するという仕組み。

リクナビとかだと、自分で検索して探したり、転職エージェントが紹介してきたりするけど、これはアマゾンのおススメ商品なんかと同じ、レコメンドシステムで仕事を紹介してくる。

 

レコメンドシステムは、これまで人間様がやっていた営業を機械にやらせる、という点で画期的な方法だと思う。

 

通常の転職サービスだと1回あたりの紹介料は年収の3割程度といわれているから、仮に1人と転職コンサルタントが年収500万円の案件を2か月に1回、年6回こなせたとすると収益は約900万円。これだと人件費で半分ぶっ飛ぶし、事務所費や会社の管理費まで考えると利ザヤはあまり多くない。

なにより、一人雇うのに150万円もかかるというのは採用する企業にしてみれば、かなりの負担だ。

 

これを機械化できれば、紹介する側にとっては人件費の抜本的な圧縮になる。人件費がかからなければ紹介料を下げても経営的には成り立つし、料金が下がれば採用する企業側も負担が減ってありがたい話となる。

 

一方で、こういうレコメンド型のサービスは、過去の履歴に基づくオススメ情報しか出てこないから、「意外」な情報がほとんど入ってこない。それがユーザーからするとかなり物足りない部分がある。

 

例えば、僕の場合だとキャリアトレックがサジェストしてくる求人の大半はデータサイエンティスト関連だ。 まあそれは自分が特技欄にデータ分析、とか書いてるからなんですけど、「データ分析をやってきたけど、それ以外のこともやってみたいんやー」という人には、まるで役に立たない情報だけが流入してくることになる。

 

同じような話で、過去に1回だけhontoでホリエモンの本を買ったのだけど、その情報しかストックがないからか、以来ホリエモンの本が出るたびにhontoからオススメメールがくる。

いや、僕、ホリエモンの本だけ読んでるわけじゃないで。。。

レコメンドエンジンには、そういう”かゆいところに手が届かない”感じがある。

 

その、かゆいところに手が届く、というのこそ人間が活躍できる領域なんだろうと思う。

逆に言えば、今時レコメンドエンジン程度のことしかできないなら、営業マンの仕事はないのかもしれない。

 

人間にしかできないことって一体何だろうか?

通常の購買データには出てこないような、雑談ベースでの会話から得られる情報に基づいた提案というのはあるかもしれない。

あとは、一流のホテルマンのレベルの高い接遇のように、営業自体が商品の一部になる、という方法も考えられる。

どちらにせよ、人間同士の、ある意味で”全人格的”な関わりの中でのサービス、というのに、人間の生きる道があるのではないだろうか。

町の電気屋さんがお年寄り相手の商売で細々とやっているというのに近い話なのかもしれないが。。。