7月も最終週になって北陸もようやく梅雨明けしました。北陸の夏は「暑くてムシムシ」という感じなのですが、梅雨があけると「ムシムシ」が軽減するので、これで少しは過ごし易くなるかな、と期待してます。
昨日、南砺市の五箇山にいってきました。
五箇山は合掌造りの建物が特徴で、県境またいだ岐阜県の白川郷とともに1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産登録されています。
豪雪地域にあって家屋を守るために屋根は60度の急勾配がついた正三角形に。中は2階建てになっており、1Fが居室兼塩硝(黒色火薬の原料)加工場、2Fで養蚕スペース。当時の山間地の生活を垣間見ることができます。
「白川郷・五箇山」とはいうものの、登録面積のうち約2/3は白川郷が占めており、規模的な面でも世間様の認知はあまりよろしくない、ちょっと無念な観光地ではあります。
世界遺産登録されているのは五箇山には2地区あります(ちなみに白川郷は1地区)。小さい方が旧上平村の菅沼地区で、大きいほうが旧平村の相倉地区になります。
東海北陸自動車道ができたおかげで、集落へのアクセスはかなりよくなりました。菅沼集落は五箇山ICから5分程度、相倉集落はそこからさらに10~15分といったところです。
富山側からいくとカーナビによっては福光ICで高速降りろと案内されるかもしれませんが、現道はカーブが多い上に勾配がきついため、疲労的な面でも燃費的な面でも東海北陸道の利用をお勧めします。
特に夏は涼しくてよいです。