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U-Turner's Journal @Toyama

富山にUターンしてきました。

地域活性化の「好事例」のその後

A地区は過疎率が高く、B地区ははその傾向が緩慢である。

A地区は現在なお人口の流出が止まらないがB地区は近年若者のUターンもあるという。

B地区においては、戦後直ちに集落を守るために壮年会が組織され、婦人会活動や青年団、公民館活動等が活発に行われ、今日もなお連綿として持続され、村を守る住民意識に支えられている事は注目に値するものと思われる。この事は所得の上昇を生み、協力と連帯の地域性が保持され、古里意識の向上となり、若者の、Uターンに希望を持つことを可能にしたものと思われる。

(B地区の)住民の集落を守る共通の意識はA地区よりはるかに高い

(B地区は)早くから住民の村を守る意識が強く住民の組織活動により、協力や連帯が維持され過疎化を防止し、村の再生に希望を託している

以上は、ある地域の2つの地区の過疎化について論じたレポートを抜粋したものです。どういう印象を持たれたでしょうか。(なお、A地区・B地区の表記は筆者によるもの)

 

実はこれ、富山県農村医学研究会が1981年に発効した論文集の中の一編で、上市厚生病院(現・かみいち総合病院)の当時の院長だった越山健二氏が、富山県上市町の山間部の白萩東部地区と白萩南部地区についてリサーチしたものです。

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薬局の競争力は「懇切丁寧な指導」だけなのか

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先日、厚生労働省から、薬局でのポイント付与について以下のような通知が発出されていました。

保険調剤等に係る一部負担金の支払いにおけるポイント付与を原則禁止している趣旨は、以下の考え方によるものであることから、保険調剤等に係る一部負担金の支払いにおけるポイント付与を行っている保険薬局には、この考え方を伝え、制度に対する理解が深まるよう努めてください。

・ 保険調剤等においては、調剤料や薬価が中央社会保険医療協議会における議論を経て公定されており、これについて、ポイントのような付加価値を付与することは、医療保険制度上、ふさわしくないこと

患者が保険薬局等を選択するに当たっては、保険薬局が懇切丁寧に保険調剤等を担当し、保険薬剤師が調剤、薬学的管理及び服薬指導の質を高めることが本旨であり、適切な健康保険事業の運営の観点から、ポイントの提供等によるべきではないこと

 

その上で、当面は、以下の①から③までのいずれかに該当する保険薬局に対し、口頭により指導を行い、その上で改善が認められない事例については、必要に応じ個別指導を行っていただくようお願いいたします。

① ポイントを用いて調剤一部負担金を減額することを可能としているもの
② 調剤一部負担金の1%を超えてポイントを付与しているもの
③ 調剤一部負担金に対するポイントの付与について大々的に宣伝、広告を行っているもの(具体的には、当該保険薬局の建物外に設置した看板、テレビコマーシャル等)

保険調剤等に係る一部負担金の支払いにおけるポイント付与に係る指導について(平成29年1月25日厚生労働省保険局医療課事務連絡) 

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